2020年5月30日土曜日

短歌から社会を(その1;1950s)

しらかば班をスタートするにあたり私は、(1)ひとまず教材としてハンセン病概史の教科書的な年表を用意し、これをわれわれの視点で解説することや、年表に加筆すること、(2)短歌作品をとおして入所者の主観越しに療養所内の社会・人生に迫ること、療養所の内と外との関係に迫ること、のふたつを提案しています。

前回の実習では、1950年代はじめ(1951)に患者自治会の全国連合である「全国らい患者協議会(全患協)」が結成されるなど、1950年代は入所者のあいだでの運動の盛り上がりが見られた時期であり、ハンセン病と療養所とにとってひとつの転換期、そして最盛期だったのではないかということを伝えました。少なくとも、われわれの使った教科書的な年表には1953年の「らい予防法(新法)」制定については、隔離政策の継続という面だけ記載され、人権を無視した所内の処遇の見直しの面は伝えていません。それがどれほどの「見直し」であったのかは私はまだ知らず、調べてみる必要がありますけども。

つまり教材年表のなかでは、20世紀初頭の旧法から世紀末の廃止まで一貫した隔離政策の継続が強調されています。これは事実にはちがいありませんし、闘いの歴史をまとめる方針で編まれた年表としては当然です。1953年の新法による隔離政策の継続はかれらにとって「それまでの運動の敗北」だったのでしょうから。他方、所内社会の生きられた歴史に注目するわれわれは、たとえば1950年台につくられた短歌を解釈するときには、この年代の所内運動の盛り上がりや新法制定後の所内生活の諸々の変化などにも注意を向けるべきだろうと思います。だから、私がいま個人的に知りたいなーと思うことのひとつは、この1950年代の療養所内の生活変化の詳しい状況です。

さて、このことに関連して、ここではハンセン病に関する年表だけからは見出せない現代史の背景をもう少し見ておきましょう。当時は現在とちがい、療養所内の入所者(患者)数と医療スタッフの数とでいえば、圧倒的に前者が大きく、入所者自治会が声を大きく主張すれば医療スタッフも厚生省(現厚生労働省)も無視するわけにはいかないという力関係を作っていけたのだと思います。もちろん1950年代以降のMLT国際らい会議、ローマ会議、WHOなど国際社会の動きの影響も関係しているでしょうし、運動を支援した外部の勢力もあったことが考えられます。また国内では、1951年にサンフランシスコ講和条約が調印され、翌年発効してからは労働争議が世の中全体にその波紋を広げていました。1955年には与党によるいわゆる保守合同があり、民間6単産(炭労・私鉄・電産など)労働者によって春闘が開始されます。

一般に、日本の高度経済成長は敗戦後10年の1955年から、第一次石油危機の1973年までとされています。これが始まった背景にはアメリカの発注を受けて朝鮮戦争(1950-)のための軍用品を生産・輸出したことによる特需景気があります。1956年度の経済白書は「もはや戦後ではない」と謳いました。高度成長のなかで、それまでの農村-都市人口移動による都市化には拍車がかかり、給与所得者の所得上昇によるテレビ(モノクロ)・洗濯機・冷蔵庫の家電3品目が「三種の神器」として各家庭の憧れの的となり、日本社会は「大衆消費社会」に移行します。NHKと日本テレビが日本国内で初めて放映を開始したのが1953年です。

ちなみに、TV放映が開始するまでニュースは通常ラジオ、新聞、そしてニュース映画という媒体でアクセスできるものでした。1940年代までのニュース映画は映画館に行って観るものでした。ニュース映画は新聞社の制作でしたが、戦時中には政府の検閲がかけられ戦争の宣伝に使われました。全国の療養所にはふるーい映写機があり(青森市の療養所の資料館にも展示されています)、往時より映画鑑賞の催しがあったようですが、それが戦中からのものであったのかについては私はまだ知りません。

というわけで、こうした国内の時代の雰囲気は、隔離された小社会である1950年代の療養所内の人びとにも、新聞・ラジオ、映画、そしてテレビを通じて知られていたはずです(この点、詳細は史料検証すべきですね)。前述の労働争議の盛り上がりも、TVニューズ番組の映像を通して視聴されていたはずですね。国内メディアによって報じられたこうした全体社会の状況は、当時の入所者の方がたにはどう受け取られていたのか。「らい予防法(新法)」制定についても、所内の人々はメディアを通してと、自治会を通して、2つの経路から聞いたのではないでしょうか。こうしたことを、みていければ興味深いことだなと考えています。

1950年代の歴史的な映像は、Youtubeなどの動画サイトでみつけることができます。試しにいろいろ検索してご覧なさい。また、参考書『離された園』は、まさに1950年代の全国の療養所のすがたを捉えていますので、上記のことを念頭に写真をみていきましょう。

次回も扱う坂田論文[2009]が対象としているのは、盛り上がりの1950年代を経て、新法制定後20年経過したあとハンセン病の「終わり」を迎えた時期です。この視点も教科書の年表には欠けているわけですが、それはまた別の記事で。


参考文献
岩波書店編集部・岩波映画製作所 編[1956]『離された園』、岩波書店(岩波写真文庫188)
坂田勝彦[2009]「「終わり」と向き合うハンセン病者:過去の想起と共同性」、『ソシオロゴス』33号、pp.30-45.
南日本放送ハンセン病取材班 編[2002]『ハンセン病問題は終わっていない』、岩波書店(岩波ブックレット567)
安場保吉・猪木武徳 編[1989]『高度成長(日本経済史 8)』岩波書店

2020年4月16日木曜日

テーマ着想の経緯:自分の関心を掘り下げる

先日の課題では、(1)研究テーマ解説 と(2)関連文献の紹介 とをまとめてもらいました。卒論の基礎になる部分の下書き、その第一歩といったところです。これから2ヶ月程度でこの下書きを深め、広げていきます。

教師から押し付けられたレポートのテーマとちがって、卒論のテーマは、自分なりにこだわった説明と、専門的な説明ができなければダメです。およそ1年半かけて作り上げる卒論のような長距離走は、ほんとうに関心が持てるテーマでなければ難しいし、勉強して専門的な知見を盛り込まなければ卒論としては認められないからです。

そこで今回は、前回の課題を土台にして、自分の関心を掘り下げていく作業をすすめてもらいます。これを仕上げてから、第1回のゼミに入ります。やってもらう作業は以下のふたつです。

(A)テーマ着想の経緯を説明。なぜそのテーマが興味深いのかを、実際のエピソード・事例や、実際にあったことでなくても創作のエピソードや事例で説明する。(1,000〜1,200字)
(B)テーマについての自分の立ち位置を説明。紹介した文献は、同じテーマについて研究されている。それらは自分の研究となにがちがうのか。これを説明する。(1,000〜1,200字)

このふたつを説明しないと、人はあなたの研究の話に興味をもってくれません。そして(こちらのほうが重要なのですが)このふたつの作業を通過しないと、自分でもなにをやりたいかをあまり理解していないまま、長期戦に突入することになるのでツラくなり、続きません。

逆に、このふたつの作業をやっておくと、まず、自分の関心が絞れてきます。最初に設定するテーマはたいてい「大きすぎて卒論では手に負えない」という問題を抱えています。たとえば「これからの環境問題について」とか「青森県の地域活性化について」とか。それらの大テーマのからさらに一段階や二段階、絞り込んでいかなければ卒論にとって適正な大きさのテーマになりません。

(A)は、先日の(1)研究テーマ解説をふまえて、そこで解説されたテーマは、じっさいの日常のなかではどのような社会現象としてあるのかを説明します。他人に説明するとき、抽象的なコンセプトはまとめて把握したり、いわゆる掴みとしては有効ですが、ていねいに説明するときには具体例を挙げることが有効です。具体例を挙げ、なぜそれが興味深い現象なのかを説明します。

(B)は、先日の(2)関連文献の紹介をふまえて、自分の関心あるテーマにそれぞれの文献がどのような立場からアプローチしているのか、それは自分の関心とどのように違っているのか(まったく同じ、ならあなたの卒論は必要ないかもしれない)、なぜその文献が重要だと考えるのか、などを説明します。

これらは、前回の文書ファイルに上書きするのではなく、別のファイルに改めて作文して下さい。そして、作文したあとに、前回のものから研究題目の変更の必要性を感じたら、題目は変更して下さい。

2018年11月24日土曜日

公的統計資料・報告書リンク集(その2)

もしかしたら社会学系の卒論に使うかもしれない統計データのリンク先。その1はこちら

2018年11月14日水曜日

卒論企画書(第1期)の執筆要項

1.研究テーマ(15〜20字)Theme of the reseach8-15 words
 卒論のタイトルをイメージしてください。よいタイトルとは、①どんな社会現象(対象)を調べるのか、②それを通してなにを考えたいのか(主題)、の2つが分かりやすく表されているものです。過去の卒論の例を参考にすれば、よいタイトルとそうでないタイトルがどんなものか、分かるかもしれません。
 ただし、それは一発で、かんたんにできるものではありません。最初に仮のものを作っておき、企画書のほかの欄をすべて書いてしまってから、もういちど考え直して作ったもののほうが、よいでしょう。制限字数内で熟考してください。

2.研究テーマの解説(200字程度)Description of the themeNot less than 70 words
 卒論には読者がいます。タイトルを読んだだけでは、研究テーマの意味はすぐに分からないので、テーマを他人に分かるように解きほぐして説明してください。
 研究テーマにとって重要な言葉(キーワード)があれば、それが何を意味しているのかを説明する、どんな社会現象あるいは社会集団(対象)を調べるのか、その社会現象や社会集団(対象)はどのような性質を持っているのか、それを調べることを通してなにを考えたいのか(主題)を説明する、などです。

3.研究テーマの着想の経緯(200字程度)How did you find the concept of this research?
 なぜこの研究テーマで卒論に取り組もうと思ったのか、なぜこの研究テーマに興味をもったのか、自分のこれまでの経験や知識から、きっかけやいきさつを説明してください。例えば実習のなかにきっかけがあったなら、それがどんなきっかけで、なぜ興味をもったのかを説明してください。

4.研究テーマに関する先行研究の紹介および問題点(400字程度)Litarature reviewnot less than 140 words
 自分の研究テーマについて、重要な先行研究(社会学か人類学の論文あるいは書籍)を3点、紹介してください。そのテーマにとってそれらの先行研究がどのように重要なのか、それぞれどのような視点、側面、方法からアプローチしているのかなど、特徴を捉えた紹介をしてください。また、どのような問題点をもっているかということを述べ、そこを自分の研究が克服するのだと言えると、もっとよいでしょう。

5.研究の目的(200字程度)Purpose of the ResearchNot less than 70 words
 研究テーマは大きなものですが、そのすべてをカバーするのは卒論では通常は難しいです。先行研究で明らかになっていることを踏まえながら、自分の研究の目的を絞り込んでください。

6.調査の対象と方法(200字程度)Objects and methods of the researchNot less than 70 words
 研究目的に沿って、妥当と思われる調査対象と方法とを設定してください。なぜその対象で、なぜその方法なのか理由が分かる書き方をしてください。文書調査とインタビュー聞き取り調査、質問票調査とインタビュー聞き取り調査、観察調査と・・・のように2つ以上の方法の組み合わせを推奨します。

7.この研究の社会的あるいは学術的意義(200字程度)Expected social or academic impacts
 研究の結果が、誰にとって、どのように活かしうるのかという社会的意義を書いてください。あるいは、先行研究になかったこういう発見・議論ができるんだ、という学術的意義を書いてください。

8.具体的な調査内容(400字程度)What will be elucidated, and to what extent and how will it be pursuedNot less than 140 words
 先に述べた調査対象・調査方法によって、具体的にどのような調査をおこなうのか、目的のどの部分、どの側面が明らかになるのか、分かるように書いてください。

9.予測しうる結果(300字程度)Expected result of the researchnot less than 70 words
 調査の結果、どのようなことが分かりそうなのか、現時点でイメージできる結果を教えてください。

10.調査のスケジュール(第1期は、2019年01月07日まで) Schedule
 これまでに書いたことに乗っ取って、なにを、いつまでにやるか、が分かる具体的なスケジュールを組んでください。ちなみに、冬休み明けまでに、卒論調査の3分の1〜半分が終わっているという目標です。

2018年11月8日木曜日

コース締切までにやらなければいけないこと

コース締切まであと1ヶ月。それまでに、文章は下手くそでもいいので、卒論をさいごまで書き上げることが、とにかく最優先です。ゼミと卒論面談では、私もその方向でみなさんをサポートします。

コース締切から学部最終締切までの1ヶ月は「書き直しの期間」です。書き直さずに提出できる卒論はありません。書き直しの時間がなければアウトです。というわけで、これから1ヶ月は「書き上げモード」、それから先のさいごの1ヶ月は「書き直しモード」です。

もちろん、なんでも書けばいいというわけではなく、筋を通したものを書いてもらいます。発表会前のゼミでお渡ししたチェックリストがありましたが、あの各ポイントをクリアすることを要求します。以下に一部改訂したバージョンを再掲します。

いちばん時間を割いて頑張るべきなのは調査データを使って書いていく本論部分です。まだ1章分(第3章のみ)の人が多いし、その1章分についても、データをぜんぶ出し切っていない人もいる。

サボらず、がんばって日々作業をすすめてください。作業をすすめない人は、サポートのしようがありません。


1.全体
  • 全体は4部構成、本論部分は2章以上であること。本論が1章だけのものは認めない。章や節のタイトルは、よく考えてつけられていること。
  • 「本論」にあたる章には、かならず各章の冒頭にリード文を載せること。
  • 本論部分の各章(第3章、第4章など)が、それぞれ卒論全体の目的(問い)を部分的あるいは段階的に明らかにしていき、それを最終章でまとめて議論する、という全体構成ができていること。(末尾の全体構造見取り図も参照)
  • 参考文献リストが末尾につけられていること。

2.部分
  • 研究の目的がしっかり書かれているか。タイトルをほぼ繰り返しただけになっていないか。
  • 先行研究レビューはなされているか。
  • 調査方法と調査の対象は、なぜその方法と対象なのかという理由が書かれているか。
  • 本論にあたる章で、データの図表について、説明文はきちんと書かれているか。☞ 図表の解説を作文する
  • 本論にあたる章で、観察事例について、あるいは事例の語り・対話について、説明文はきちんと書かれているか。☞ 事例の解説を作文する

3.細部
  • 章と節の番号が、正しく付けられているか。(節番号が飛んだりしていないか)
  • それぞれの図表や事例には、①表3-1.表3-2....、図3-1.図3-2....、事例3-1.事例3-2....のような番号が順に振ってあるか。また、②それぞれの図表、事例にはタイトルが付けられているか。
  • 段落、文が中途で尻切れになっている箇所がないか(絶対にダメ)。
  • 意味が他人に通じない文章(つながり)、文がないか。
  • 参考文献リストの書式は揃えられているか、順番はきちんと並べられているか。本文中に引用されている文献はひとつ残らずリストに記載されているか。


卒論(論文)は、重要な問題について、社会学・人類学の視点を使って、実証的に(データを使いながら)人を説得していく文章です。データと論理でできている文章です。

文章ヘタクソでも「書き上げモード」で、とにかく一回さいごまで書くのは、自分で自分の卒論全体の論理構造を把握するために必要なのです。いまは、そのためのタイムリミットぎりぎりです。前回ゼミで配った卒論の全体構造についての見取り図も、再掲します。


2018年10月9日火曜日

地域社会学 2018

2018年度の地域社会学(院)は、以下のようなことを勉強します。基本テーマは「移動」です。
  • 近代が可能にした地域移動、社会移動は・・・
  • ・・・政治経済のあり方とどう関係してきたか
  • ・・・地域社会や家族とはどう関係してきたか
  • ・・・しごと、労働、働き方とはどう関係してきたか
  • これからの移動の傾向と地域社会・家族との関係はどのようなものになるか

シラバスにあるとおり、論文6-7本分ほどの内容を基礎知識とともに平易に噛み砕きながら学び、そこから議論する力、まとめて書く力をつけていきます。

知識をインプットするだけじゃなく、議論したり書いたりのアウトプットをしていくと身に付いたものになります。「書く」ほうは、4−5回、講義での議論の内容に関係した小レポート(A4紙1〜2枚)を出します。

労働法を専門にしている受講者の方が2人いらっしゃるので、その知見も活かしていただいて議論が発展すればいいなあと思っています。よろしくお願いします。

2018年9月30日日曜日

伝統家族(イエ)と近代家族

近代家族とはなにか。例によって「社会学のつかう概念を憶えるには、その対になる概念とセットで」。近代家族の対となる概念は伝統家族です。両者がどのように区別されるかを説明できればひとまずじゅうぶんでしょう。

前近代の伝統家族から近代家族への変化はどのような変化だと思いますか?この質問、高校生や大学1年生にすると、返ってくる答えは「大家族から核家族への変化」です。その意味するところは「メンバーの人数がコンパクトになった」というていどのものかもしれません。ではなぜ、少人数化したのでしょうか。理由があるはずです。

伝統家族はイエ制度のもとにあります。イエは家業・家財・家系のセットだと考えてください。家業は、農漁業や小商業的なものを想定しましょう。伝統家族は職住一体で、いっしょに働くメンバーといっしょに暮らすメンバーとが同じです。他方、都市化とともに発達した近代家族の典型は、職住分離で、通勤するサラリーマンと専業主婦、その子どもからなる核家族です。

直系制と夫婦制という区別のしかたがあります。伝統家族は直系制をとり、家財・家業を継承するタテのライン--家系--を重視します。家系図を書いて表現するアレですね。一方で近代家族はこのタテのラインへの意識は弱く、継承する家業・家財をもたず一代限りで解散する場合が多いのです。・・・というと、ちょっと大袈裟かもしれませんが、近代家族ではせいぜい顔見知りの親・子・孫の三代が、別居しながらも行き来して親密な関係を保つという程度です。直系制の伝統家族では「ご先祖様」という、直接顔見知りでない人たちともツナガリを意識していたのです。

伝統家族は家業(生産)のための結合集団という性格をもちます。家業の生産性が安定しなかった前近代においては、血縁者以外のメンバーもイエの成員になっていました。その意味で、「直系制」と言われたときわれわれが直観でイメージするのと異なり、伝統家族に血縁主義は比較的弱く、近代家族こそ血縁主義が強いのです。近代家族の結合原理は家族愛、すなわち夫婦間の愛情や親子間の愛情であるといわれます。

また、社会学には定位家族(family of orientation)と生殖家族(family of procreation)という概念があります。定位家族は自分が生まれ育つ家族のことを言い、生殖家族は夫婦が子どもを育てていく家族のことを言います。ある人(ego)は定位家族を選べませんが生殖家族は結婚相手や子どもの数などさまざまなことがその人の選択のもとにあります。

伝統家族はこれらの2つの機能は一体でしたが、近代家族は両者を切り離したといえます。近代家族は職住の分離、そして定位家族と生殖家族との分離ということがその特徴としていえそうです。