2018年4月6日金曜日

大学院生のみなさんへ 2018

研究の相談(主査・副査)については、以下を踏まえてください。

  • 相談内容は、約15分で説明できるようにしておいてください。面談全体は基本的に最大60分間だと考えましょう。
  • 面談の終わりには、5分間、今回面談内容のまとめ、次の面談までになにをやってくるか、などを確認するクセをつけましょう。
  • こちらからの呼び出しは、緊急のとき以外は基本的にしません。みなさんのほうで3日前までにアポを取ってください。このときに面談内容をあらかじめ「***について」と知らせてくださると(あるいは事前に添付ファイルでレジュメを送ってくださると)より効率よい面談ができるでしょう。

主査担当の方の「特別研究」面談についても、上に準じます。(ただし、時間は90分間です。)

2018年4月2日月曜日

2018 農村社会史:参考文献

2018年度前期の院「地域社会学」の参考文献です。02〜13それぞれの数字は講義回をあらわし、それぞれの講義回での主な文献をしめしています。

02
NAKANE Chie[1967]Kinship and Economic Organization in Rural Japan.(London School of Economics Monographs on Social Anthropology No.32)The Athlone Press. chap. 3 ‘Analysis of local corporate groups within a village’, pp.82-149.

鳥越皓之[1993]『家と村の社会学(増補版)』、世界思想社 第Ⅰ章1節「家と構成員」、pp.3-25.

03
福武直[1949]『日本農村の社会的性格』東京大学出版会 第二部第一章「東北型農村と西南型農村」、pp.67-115

04
佐藤(粒来)香[2004]『社会移動の歴史社会学:生業/職業/学校』、東洋館出版社 第6章「都市-農村関係の変容」、pp.187-248

05
安場保吉・猪木武徳 編[1989]『高度成長(日本経済史 8)』、岩波書店 第6章(安場保吉)「歴史のなかの高度成長」、pp.273-309.

06
佐藤(粒来)香[2004]『社会移動の歴史社会学:生業/職業/学校』、東洋館出版社 第2章2節「日本の〈移動〉研究」、pp.38-55.

07.
佐藤(粒来)香[2004]『社会移動の歴史社会学:生業/職業/学校』、東洋館出版社 第3章2節「農村から「職業の世界」へ」、pp.77-90.

09-10
見田宗介[1979]『現代社会の社会意識』、弘文堂 「まなざしの地獄:現代社会の実存構造」、pp.1-57.

11-12
奥井亜紗子[2011]『農村-都市移動と家族変動の歴史社会学』、晃洋書房 第3章「戦後移動エネルギーの蓄積:中農層の教育熱」、pp.101-114.

13.
日本村落社会学会編[2000]『日本農村の「20世紀システム」生産力主義を超えて(年報 村落社会研究36)』、農山漁村文化協会 (川手督也)「農村生活の変貌と20世紀システム:新しい変革主体としての女性の登場と家族・地域社会の変容」、pp.118-149.

恩田守雄[2006]『互助社会論:ユイ、モヤイ、テツダイの民俗社会学』、世界思想社 第3章3(2)明治以降の互助組織の変遷:近代から現代へ(3)「現代の互助組織とボランティア社会」、pp.216-237.