構想発表は、指導教員やゼミ生以外から意見やアドバイスをもらう場。自分のやろうとしている調査の目的や、これまでの調査でわかったことを的確に理解してもらわないと、使えるアドバイスはもらえない。
1.はじめに
2.対象と方法
3.本論(データの説明)
4.これから先の調査予定
参考文献リスト
1.はじめに
- 研究関心を自分の言葉で説明している、あるいは、この研究の着想に至った経緯が書かれている
- 研究テーマ(社会現象)について、世の中で起きているどのようなことなのか、それをみていくことを通してなにを考えることになるのか、かみくだいて説明がある
- 研究テーマについて、これまでにどのような研究があったかが紹介されている(先行研究レビュー)
- 研究テーマについて、自分の仮説が書かれている
- 仮説についての予測される答えのようなものも、記されている
- 研究の目的が書かれている
2.対象と方法
- なぜその人たちを調査対象とするのか、テーマや目的と関連させた説明がある
- なぜその方法を選んだのか、テーマや目的と関連させた説明がある
3.本論(データの説明)
- ここ(この章)で使ういくつかのデータが、どんな目的で取られたデータなのか、その調査の目的(小目的)が書かれている
- その小目的と、研究全体の大目的(1.はじめに)との関係が書かれている
- それぞれのデータ(図表や事例)が、なにを説明するためのものか、書かれている
- 図表については、別紙「図表の解説を作文する」の条件を満たしている
- 事例については、別紙「事例の解説を作文する」の条件を満たしている
- いくつかのデータを説明したあと、小目的と照らし合わせて分かったこと、および予測していたことと違った結果についての考察が書かれている
4.これから先の調査予定
- 1.で示された目的全体と、3.のこれまでの調査で分かった部分があり、残った明らかにすべきどのような部分が、この調査で分かる、という説明になっているか
- スケジューリングは妥当か
参考文献リスト
- 卒論集に倣った書き方にしてあるか